お電話でのご相談・お問合せ
お急ぎの場合はこちら

対称形ミクロサンプルチューブ1

分解能と感度こそミクロ試料管の生命です。分解能を上げるためには、ガラスの磁化率を試料溶媒と一致させる必要があります。測定磁場が高くなるほど磁化率の差はスペクトルに効きます。
ガラスの材質からも、これらの問題を検討してみました。
化学薬品に強く、磁化率が各種溶媒と測定限界内で一致した特殊硬質ガラスを、対称形ミクロ試料管に採用しましたので、各種溶媒に最高の分解能を発揮します。
検出コイルに近いほど、単位体積あたりの感度は高いことが理論や実験から明らかです。
対称形ミクロ試料管は、単位液量あたりで最高の感度を約束します。

使用法

  1. スピニングしないこと
  2. 管壁に試料を付着させないように試料溶液を挿入します。液量は0.15ml以下の方が以後の操作がやりやすいと思います。
  3. ゴム製のジョイントをあらかじめ内管にはめます。そして内管を注意して挿入します。(このとき一番外管を壊しやすい!)
  4. 内管の先端が液面に接したらキュッと押し込み、気泡を追い出します。失敗したら静かに液の上面まで引上げ、前と同じ要領で押し込みます。気泡が残ると磁場の均一度が破壊されますので、根気よく繰り返して下さい。
  5. つぎにジョイントをずらして外管押し込みます。このとき試料液があふれないように、液の上面がくびれた部分より上に来ないことを確認して下さい。
  6. 最後に液の上面が内管のくびれた部分に1mm程度残る位置まで内管を静かに引上げておしまいです。液を上にちょっと残すところがコツです。
  7. シム調節 初めて使う場合は、ゼロからシム位置を探す必要があります。
  8. オートシムではうまく働きません。
  9. ロットごとにZ4の最適位置が違うことを知っていれば、慣れればそれほど難しくなく調節できます。

注意点

  1. 液量は検出コイルの長さの3倍を超えると分解能に悪影響を与えます。検出コイルの長さはプローブごとに異なりますので予め確認しておくと何かにつけて便利です。
  2. 感度と分解能の両方を満たす最適液量は、検出コイルの内径の長さにセットすることです。もちろんそれ以下でも何の支障もなく測定できます。ただし分解能調整に多少時間がかかることを覚悟して下さい。
  3. 理論的解析から、ガラスと溶液の磁化率が10%違うと、境界部分の磁場は補正できないぐらい乱れることが分かりました。
  4. 高性能を求める為に、外管底(内側)は直角になっております。この為、硝子強度的には弱くなります。取扱いには注意して下さい。又、超音波洗浄機は使用しないで下さい。
  5. ガラスの磁化率は各種溶媒とほぼ同じですが、ガラス溶解ごとにいくぶんズレが生じます。
  6. BMS-005B:ブルッカ用 BNS-005J:日本電子用 BMS-005V:バリアン用

U.S Patent No.5,573,567 日本 特許 第3347824号 No.5,831,434 上手な泡の抜き方

上手な泡の抜き方

  1. 空気を抜くように内管をゆっくりまわしながら入れ、液面につける。
    →泡が出来る
  2. チューブを45度ほど傾け、左手で外管の底を、右手親指ち中指で外管の口を持ち、人差し指を内管の口にあてる。そのまま人差し指を内管の口にあてる。そのまま人差し指で内管を底まで入れないように注意して少し強めにすばやく押す
    →泡が抜ける
    *少し押すだけでは泡は抜けないので、10mm程度を目安に押し下げてください。
  3. 泡が抜けない場合は、1からの作業を繰り返してください。
    [注意]長時間測定する場合は、試料を遠心分離機にかけるなど前処理を行ってください

水溶液用対称形ミクロサンプルチューブ

水溶液用対称形ミクロサンプルチューブ
水溶液用対称形ミクロサンプルチューブ

クロロホルム用対称形ミクロサンプルチューブ

クロロホルム用対称形ミクロサンプルチューブ
クロロホルム用対称形ミクロサンプルチューブ

対称形ミクロサンプルチューブ 内管保持用 スライドキャップ

対称形ミクロサンプルチューブ 内管保持用 スライドキャップ
対称形ミクロサンプルチューブ 内管保持用 スライドキャップ